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コンポジットレジンのセミナーに行ってきました

2019.01.21

墨田区菊川の前島歯科医院の前島昌世です。
本日Ciデンタルさんのコンポジットレジンのセミナーを受講してきました。
講師は日本大学歯学部の保存科教授の宮崎先生でした。
動画を用いた実践的な内容で、明日からの臨床にいかせる点がたくさんありました。

コンポジットレジン修復(CR)は削る量が少ない、保険内で白く治すことができるなど、非常にメリットの大きい治療法です。そのため、毎日の診療でも行う頻度も多くなっています。ただきれいに治すのはなかなか難しいところもありまして、今回のセミナーも含めてもっと患者さんに喜んでいただけるように、研鑽を重ねていきたいと思います。またこういうセミナーに参加するといろいろと新しい道具がほしくなってしまいます。本日もいくつか注文してしまいました。とどいたら早速使ってみたいと思います。

KOデンタルさんのセミナーに参加しました。

2018.12.10

森下駅徒歩2分、墨田区菊川の前島歯科医院の院長の前島昌世です。
少し前になりますが、KOデンタルさんの主催するセミナーに参加してきました。
タイトルは「ラーニングステージをのぼる」です。

有名な師弟関係の二組の先生を講師としたセミナーです。
有名な先生でも、振り返ればその時々に応じて、スキルアップへのモチベーションはいろいろと変化があり、メンターの先生との出会いや歯科医師人生の分岐点があったというような切り口の斬新なセミナーでした。
もちろん歯科では有名な先生ですので、その紹介される症例はすばらしいものでした。
特に難しい症例や、審美的要求の高いものが多く、歯周病の外科処置はもちろん、矯正からインプラントまで何でもありの全顎的な治療をした例が紹介されていました。
そうした治療は当然自費治療になりますので、費用的にもかなりかかってしまいますので、だれでもうけられるというものではないかと思います。
ただ歯を多く失ったりして難しい状態になってしまってから、元の自分の歯の様に噛めるようになりたい、美しい歯を取り戻したいと治療の目標がたかくなれば、そういった高額の自費治療が必要になってしまいます。
その前の歯を失ったり、かみ合わせが悪くなる前なら、保険治療の範囲内で、虫歯なら小さいうちに治す、歯周病は悪くならないよう継続的にケアをしていくことで、自分の歯でしっかり噛める状態を維持していくことは十分に可能です。ですから当院でも保健でもできるだけ白くをモットーに、なるべく削らないコンポジットレジン治療や保健の白いかぶせものCADCAM冠などに取り組んでおります。また治療後は歯周病が悪くならないように歯周病のケアにも取り組んでいます。この点では現在衛生士さんが増えましたので、だいぶ充実したかなと思っております。
今年ももうすぐ終わりが近づいてきましたが、今年は受講したセミナーが少し少なかったかなと思います。
来年はもっと増やして、もっと研鑽に励みたいと思います。

インフォームドチョイスの先

2018.10.05

森下駅徒歩二分、墨田区菊川の前島歯科医院院長の前島昌世です。

最近、医療現場の行動経済学 大竹文雄・平井啓編著 という本を読みました。
伝統的な経済学では人は合理的に判断するものとしますが、実際はそうではなく非合理的な判断を多くしますので、
そこを明らかにしようとする学問が行動経済学です。実際のビジネスではそういった人の非合理的な判断はよく利用されています。またその人間心理のくせからおこる医療者と患者のすれ違いに焦点をあて、逆にそれを理解することですれ違いを少なくできるのではないかという観点で、エビデンスに基づいて述べている本でした。私自身行動経済学には興味を持っていたので、非常に興味深い内容でした。
その中で医師と患者の治療の意思決定の変遷についての記述がありました。当院でもうたっているインフォームドチョイスも関連していますのでご紹介します。
昔 医療の専門家である医師は知識のない患者のためによりよい選択をしているので、患者はそれに従うべきという考え
インフォームドコンセント きちんとした説明を丁寧に行い、同意を得るようにする
インフォームドチョイス 治療法をきちんと説明をして、患者自身が治療法を選択する(患者は合理的な判断をするという前提)
このように変遷してきましたが、医療の知識のない患者さんが当事者であるというバイアスがある中で、合理的に治療法を選択するのには無理がある(特にがんや終末期など重大な判断をする際には)と考えられるようになってきた
そこで最近になり、医療者と患者の意思決定は、ともに行うべきものとして、共有意思決定あるいは協働的意思決定という概念が導入されてきた。共有意思決定の概念は知識などの乏しい患者やその家族とともに、専門家として、たとえて言うならソムリエのように意思決定支援をしていこうという考え方である

ざっくりとまとめるとこのような感じですが、歯科においては命がかかわるなど大きな判断ではないことが多いので、比較的合理的に判断されることが多いのではないかと思います。ただ大事なのはメリットデメリットを説明して判断していただく際に、自分が患者さんの立場であればどういう選択をするのかということを念頭においてお話をすることだと思います。以前より自分がうけたいと思えるような治療を提供していきたいと思っていましたので、それをふまえて患者さんに寄り添ってインフォームドチョイスをしていくことで、共有意思決定ができていくのかなと思っています。
たとえば歯を歯科医学的には抜歯適応の歯でも、患者さんが残したいと思っているときなど、日々の臨床で迷うことは多々あります。そんな時にも協働的意思決定できるよう患者さんに寄り添っていけるようにがんばっていきたいと思います。

 

摂食嚥下治療のセミナーを受講してきました。

2018.08.03

森下駅徒歩2分、墨田区菊川の前島歯科医院の前島昌世です。
先日、摂食嚥下治療についてのセミナーを受けてきました。
高齢化社会の到来が言われるようになり久しいですが、歯科界でも訪問診療を行う医院が、だいぶ増えてきました。
今年四月の保険改正でも口腔機能低下症(オーラルフレイル)という病名も導入され、ますます今後ニーズの増加とともにその方向にシフトしていくものと思います。
人は加齢とともに予備能力が低下し、フレイル(虚弱)段階として、健康、前フレイル、フレイル、要介護の順に弱っていきます。その中の前フレイルの症状の一つにオーラルフレイルがあります。歯を失ったりして物がよくかめないといったオーラルフレイルの状態が続くと、健康状態が悪化し少しずつ弱っていってしまいます。逆に言えば、オーラルフレイルの段階で、適切に対応しよくかめることで健康状態の悪化をくいとめることができます。これは当院でも普段から行っている、自分の歯でずっとかんでいただきたい、そのために虫歯や歯周病で歯を失わないように、虫歯は小さいうちに治し、歯周病は進行しないよう定期的に歯石などを取りましょうといったことで、お役に立てることなのです。

今回のセミナーは基礎的なものでしたが、テクニック的なものより大事なお話が聞けたように思います。
我々歯科医師は、虫歯があれば修復する、治すといった考え方が、身にしみついています。
それに対してリハビリテーション医学は治す治療ではなく支える医学、障害を扱う唯一の医学であり、考え方、見方を変えていかなければならないことから、お話がありました。
私の日頃の臨床でも、きちんと治せる範囲を超えてしまった虫歯を抜歯にするのか、保存するのか迷うような場合に、大きな悪影響がなければ、そのまま保存する選択をすることもありますが、なにかそこにも通じるものがあるように感じました。

高齢者医療において包括的な治療を行っていく上では、摂食嚥下だけではなく、全身管理や歯科補綴の広汎な知識も不可欠です。今後ももっと研鑽に励んでいきたいと思います。

感染予防など診療環境の拡充について

2018.06.15

墨田区菊川の前島歯科医院の院長の前島です。

当院では従来からハンドピースを使用ごとに滅菌するなど、器具の滅菌に配慮をしてまいりました。
さらに今回、歯科外来環境体制加算(外来環)の施設基準の申請を行いました。
外来環とは、歯科診療時の偶発症など緊急時の対応及び感染症対策としての装置・器具の設置などの取り組みを行っている歯科医院の施設基準を満たしていることを評価するものです。
具体的には、AED、口腔外バキューム、パルスオキシメーター、酸素、血圧計、救急蘇生キットなどの設備があり、衛生士の配置、講習会の受講などが求められます。
これらがあることで、高齢化社会の中有病者の診療も増えており、偶発症のリスクがあるなか、より安心して診療を受けていただくことができます。
以前新聞記事で、ハンドピースの滅菌が話題になりましたが、その中でハンドピースの滅菌をしているところを見分けるのに外来環を算定しているところがよい的な内容がありましたが、ちょっとミスリードかと思います。
ちなみにハンドピースの滅菌は別の初診料の施設基準の方で多少評価されることになりました。
そういった患者様の安全にとって有用なことが保険点数で評価されていくのは良いことだと思いますが、これに関しては個人的にはまだ不十分かなと感じています。
理由は、ハンドピースをちゃんと滅菌するとハンドピースの寿命がすごく縮むんです。当院では開業以来、修理の回数がかなり多かったので、昨日自動注油機のiCareも導入しました。これですこしでも故障減ればいいなぁと思っています。
いずれにしろ滅菌体制など感染予防がもっと評価されるようになれば、歯科界でもより感染予防が充実して、受診する患者様やそこで働くスタッフにとってもメリットが大きいと思います。

先日別の感染予防の講習会も受講したので、いろいろと設備についても思案中です。
より安心、安全な体制にできるよう取り組んでいきたいと思います。

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